コレステロールを上げない?大豆食品

コレステロールの食事療法では絶対に、食べていけないものはありません。 その代わりに、食事のバランス、食べる量は気をつけなくてはいけません。
しかし、コレステロールを上げる可能性の少ない食品を知っておくと楽に食事療法が進められますよ。 献立に迷ったら「アレを食べる」という頼れる食材があると気持ちが楽ですよね。 大豆とその加工品はコレステロールを下げるために、積極的に食べたい食品です。
大豆、豆腐、納豆、厚揚げ、湯葉、豆乳などたくさんありますね。 大豆にはコレステロールを減らして、動脈硬化を防ぐ働きをする不飽和脂肪酸が多く含まれています。 しかも、嬉しい低カロリーです。 コレステロール値が高く、中性脂肪が高いので動物性食品を控える必要がある場合は、たんぱく源としても大豆とその加工品を積極的にとりましょう。
コレステロール改善や、成人病予防効果が期待できる大豆の成分は、レシチン、カリウム、サポニン、ビタミンEなどです。レシチンは善玉コレステロールを増やしてくれます。カリウムはナトリウムを排出して血圧の上昇を抑える作用があります。 そしてサポニン、ビタミンEは不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるのです。
その他、大豆はビタミンB群や鉄、カルシウム、食物繊維も豊富な、栄養満点の食品なのです。
コレステロールを下げるためだけに限らず、毎日の生活のなかで積極的に摂りたい食品なので大豆製品を献立に多く加えたら家族にもきっと喜ばれますよ。

コレステロールと食物繊維

食物繊維というのは、人間の消化酵素では分解されない食品成分です。食べても身体のなかを素通りしていくだけなので、過去には見向きもされない時期もありました。しかし、現在では、その優れた作用が発見され、注目を浴びるようになりました。 食物繊維は、肥満予防、血中コレステロールの抑制を手助けしてくれる作用があるのです。
おなかのなかで水分を吸って膨らむので腹持ちがよくなり過食を防ぎます。また、便の量を増やして腸を刺激し、排便を促してくれます。 血中コレステロールの上昇を抑える効果としては、腸内でコレステロールの吸収を遅らせたり、妨げたりします。
【豆類】
特に大豆の仲間は、良質の植物性たんぱく質が豊富であるうえに、食物繊維とカルシウムがバランスよく摂取できます。
【海藻】
海藻の、ねばねばした成分は食物繊維です。このぬめりの元のアルギン酸に、コレステロールを減らす作用があるのです。同時に、代謝をよくするヨウ素も摂取できるので積極的に食べましょう。
【きのこ類】
食物繊維のほかに、ビタミンB1、B2も多く含まれています。ビタミンBは脂質の分解に必要なビタミンです。
ただし、食物繊維には、ビタミンや無機質(カルシウムや鉄など)の吸収を低下させる働きもありますので摂り過ぎは禁物です。